天満橋、谷町四丁目、北浜、堺筋本町でも通えるパーソナルジム
Tune Up コンディショニング トレーナーの中元です。
今回のテーマは、
私たちは運動能力と聞くと、筋力や殉難性、持久力などを思い浮かべがちです。
ですが、実は、それらの能力を「自在にコントロールする力」が運動の土台としてあります。
この「自在に動ける力」を育てるのが、コーディネーショントレーニングです。
もともとはドイツで体系化され、子供たちの運動神経の発達に有効だとして広まりました。
しかし近年では、高齢者の転倒予防や認知症予防にも効果があることが分かりました。
今回は、そんなコーディネーショントレーニングが持つ”意外な効果”について、高齢者とジュニアアスリートの視点で深堀していきます。
簡単に言うと、「自分の身体を思った通りに動かす能力=運動神経」を育てるトレーニングです。
特に次の7つの能力をバランス良く鍛えます。
これら7つは日常生活でも重要ですし、スポーツにおいても重要な能力です。
高齢者にとって、転倒は命に関わる重大リスクです。
筋トレが転倒防止に役立つのは勿論ですが、「避ける」「踏ん張る」「手をつく」といった一瞬の動作は、筋力だけでなく”判断と連携”が不可欠です。
ある研究結果で、週2回のコーディネーショントレーニングを8週間行った高齢者グループが、通常の筋トレグループよりも転倒回避能力が高まったとういう研究結果がでています。
つまり、単に強い力や身体ではなく「使える身体」の方が転倒予防につながるということです。
人間の運動神経の発達は、生後すぐから始まり、およそ5歳~12歳が最も成長する「ゴールデンエイジ」とされています。
この時期に多彩な動きや感覚刺激を受けることで、神経と筋肉の連携(コーディネーション能力)が飛躍的に向上することがわかっています。
逆に言えば、この時期に単調な練習だけをしていると、将来的な運動の幅が狭くなってしまう可能性があります。
プロのアスリートたちは大抵「子供の頃は色んな遊びやスポーツをした」と言います。
これは、神経発達の重要性を自然に感じていたのかもしれません。
高齢者向け例
・ステップ台を使った前後左右の移動 (バランス+反応+連結+変換+定位)
・風船バレー(定位+反応)
・片足立ち+目を閉じてキープ(バランス+集中)
・2つの動作を同時に行う(例:手でボールを投げながら数を数える)
ジュニア向け例
・ラダーやミニハードルを使ったステップ練習(バランス+リズム+連結+変換+定位)
・スキップやケンケンの応用バージョン(バランス+リズム+連結+変換+定位)
・複数のボールを交互に使うキャッチ練習(連結+変換+識別+定位)
・音の合図で動きを切り替えるリアクショントレーニング(リズム+連結+変換)
どちらにも共通して言えるのは、「楽しみながら脳と体を刺激する」こと。
ゲーム感覚で行えるのが、コーディネーショントレーニングの最大の魅力です。
脳科学の研究から、複雑な動きの習得が脳の前頭葉や小脳を活性化することが分かっています。
これは記憶力や判断力、集中力といった認知機能にも直結しています。
つまり、コーディネーショントレーニングは「身体だけでなく脳も若返らせる」というわけです。
脳科学的にみると高齢者にとっては、認知症予防。
子供にとっては集中力や判断力の向上とどちらの世代にも必要なトレーニングだと言えます。
コーディネーショントレーニングは、特別な器具や広い場所がなくても始められます。
そして何よりも、「失敗しても楽しい」「考えて動くことが面白い」と感じられる工夫が満載です。
〇高齢者には”転ばない身体”と”衰えない脳”を
〇子供には”未来の才能”と”運動の土台”を
そんな願いを叶えてくれる、まさに隠れた万能トレーニングです。
もし「最近身体の動きに自信がない」「子どもの運動神経を伸ばしたい」と思ったら、ぜひコーディネーショントレーニングを日常に取り入れてみてください。
Tune Up パーソナルジムでは、
ジュニアアスリートの指導も行っています。
小学生~高校生まで大歓迎ですので、運動神経や身体能力向上を目指したい方は体験へお越しください。
そして、高齢者についても対応しています。
コーディネーショントレーニングは勿論ですが、高齢者にはウエイトもある程度持ってもらっています。
ウエイトを持つことで骨の活性化も狙ってトレーニングを組んでいます。
是非体験へお越しください。
Tune Up パーソナルジム 天満橋店
コンディショニングジム 身体調整 施術 トレーニング
最寄り駅 天満橋、谷町四丁目、北浜、堺筋本町
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