2025/04/09

俊敏性とは?スピードと調整力を兼ね備えた運動能力

天満橋、谷町四丁目、北浜、堺筋本町でも通えるパーソナルジム

Tune Up   コンディショニング トレーナーの中元です。

今回のテーマは、

俊敏性とは?スピードと調整力を兼ね備えた運動能力

スポーツ現場でよく耳にする「俊敏性(アジリティ)」という言葉。ただ単に「素早い動き」ができることではなく、スピードと調整力(コーディネーション能力)を組み合わせた運動能力のことを指します。

直線的な速さだけでなく、方向転換やブレーキ、再加速などの複雑な動作を正確かつ素早く行える能力が俊敏性の本質です。

スピードと調整力、それぞれの意味

  • スピード:移動する速さ、筋肉を素早く動かす能力、反応の速さなど。

  • 調整力(コーディネーション):自分の身体を意図した通りに動かす力。バランス、リズム、反応、空間認知、連結能力などが含まれます。

俊敏性は、この2つが組み合わさって初めて発揮されるもの。

つまり「速く、かつ正確に動ける能力」と言い換えることができます。

俊敏性がジュニアアスリートにとって重要な理由

成長期にあるジュニアアスリートにとって、俊敏性は競技力を高めるためだけでなく、ケガの予防や将来の伸びしろにも直結します。

この時期は神経系が著しく発達するため、身体の動きの習得が非常にスムーズです。

特に5〜12歳は「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、動作学習の吸収が最も高まるタイミング。

この時期に俊敏性を高めておくことで、あらゆるスポーツに応用できる「運動の土台」が形成されます。

また、瞬時の判断や動きの切り替えが必要な競技(サッカー、バスケ、テニスなど)では、俊敏性の高さがパフォーマンスの差を生むだけでなく、予測外の動きにも対応できる柔軟さを持つことで、ケガのリスクも下げることができます

俊敏性を高めるためのトレーニング内容

俊敏性トレーニングは単に「速く走る練習」ではありません。以下のような多角的なアプローチが必要です。

① スピードトレーニング

スタートダッシュ、加速走、ミニハードルなどを使って「地面を素早く押す」「腕と脚を連動させる」動作を習得します。

② コーディネーショントレーニング

ラダー、ジグザグ走、ボール反応などを通じて、「見たものに素早く反応し、正確に動く」神経系のトレーニングを行います。

③ 方向転換トレーニング

サイドステップやシャトルラン、Tドリルなどで「減速・方向転換・再加速」の一連の動作をスムーズにできるようにします。

④ 反応トレーニング

視覚や聴覚からの刺激に対して動き出す練習。笛や声、色などの合図に反応するトレーニングはゲーム感覚で行えるため、ジュニア世代にも人気です。

このように俊敏性トレーニングは、筋力・神経・判断力を総合的に育てる内容となっており、将来的にどのスポーツに進んでも活きる基礎能力を養えます。

スポーツで俊敏性が必要な理由

現代のスポーツは単純な直線的スピードだけでなく、「判断して動く」要素が非常に重要になっています。

たとえば、

  • サッカー:相手の動きを見て瞬時に方向転換して抜く。

  • バスケットボール:パスやシュートの選択肢を持ちつつ動きを切り替える。

  • 野球:ボールの打球方向に反応して瞬時に動く。

  • テニス:相手のスイングを見てコースを予測し、素早く移動する。

どの競技でも、速くて正確に動ける選手」が試合を支配します。

だからこそ、俊敏性はスポーツパフォーマンスの中心的な要素と言えるのです。

まとめ

俊敏性は「速さ」と「調整力」のハイブリッドスキル。

ジュニア期にしっかりと育てることで、将来的な競技力のベースになります。

楽しみながら、かつ戦略的に俊敏性を高めるトレーニングを取り入れ、アスリートとしての可能性を大きく広げていきましょう。

Tune Up パーソナルジムでは、

ジュニアアスリートの指導も行っています。

小学生~高校生まで大歓迎ですので、運動神経や身体能力向上を目指したい方は体験へお越しください。

そして、高齢者についても対応しています。

是非体験へお越しください。

 

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