先日ジムの会員さまとの会話で、「カレーうどんを食べると人によってルーの粘り気が違う」という話題が出ました。
確かに、食べ進めるうちにルーが“シャバシャバ”になっていく人もいれば、最後まで“ドロドロ”のままの人もいます。
この違い、実は「唾液の消化酵素(アミラーゼ)」の分泌量と関係している可能性があるのです。
さらにその唾液の働きは、ただの消化だけでなく「太りやすさ」や「味覚の感じ方」にも関わっています。
本記事では、唾液アミラーゼとダイエット、そして「よく噛むことの重要性」について
天満橋・北浜・谷町四丁目・堺筋本町エリアで活動するパーソナルジム「Tune Up」が解説します。
唾液には、ただ口を潤すだけでなく、「消化を助ける」重要な働きがあります。
その中でも注目すべきは、唾液アミラーゼという消化酵素。
これは炭水化物(でんぷん)を糖に分解する役割を持っています。
つまり、ご飯やパン、うどんなどの主食は、口の中で消化が始まっているということ。
この“最初の消化ステップ”がスムーズにいくかどうかで、血糖の上がり方や脂肪の蓄積にも差が出てくるのです。
カレーうどんを食べていると、「だんだんシャバシャバになっていく」と感じたことはありませんか?
これは、唾液中のアミラーゼがルーのとろみ成分(小麦粉由来のでんぷん)を分解することで、粘度が低下するためです。
そして面白いのは、この変化が人によって違うという点。
その違いには、以下の2つの要素が関係しています:
よく噛む人ほど唾液が多く分泌され、アミラーゼの働きが活性化されるため、粘度の変化が早く起こるのです。
唾液アミラーゼの量が少ない人は、口の中で炭水化物の分解がうまく進まず、血糖値が急上昇しやすくなります。
すると、血糖を下げるためにインスリンが大量に分泌されます。
インスリンには、余った糖を脂肪として蓄える働きがあるため、分泌が多くなるほど、脂肪がつきやすくなる=太りやすくなるという仕組みです。
この流れをまとめると、
「アミラーゼが少ない → 血糖が急上昇 → インスリン過剰分泌 → 脂肪蓄積」
となり、消化酵素の量が体脂肪にまで関係してくるのです。
唾液アミラーゼには、もうひとつ注目すべき影響があります。
それは、「甘みを感じやすくなること」です。
アミラーゼによってでんぷんが分解されると、マルトース(糖)が生まれ、口の中でほのかな甘みを感じます。
アミラーゼが多い人は、この甘みを早く感じやすく、少量の食事でも満足感が得られる傾向にあります。
一方で、アミラーゼが少ない人は甘みを感じにくく、「物足りない」と感じて食べ過ぎる可能性が高くなるのです。
つまり、「味覚の鋭さ」と「食欲コントロール力」には、唾液酵素が密接に関わっているのです。
唾液アミラーゼの分泌量は、よく噛むことで自然と増やせます。
現代の食生活では、柔らかく飲み込みやすい食品が増えたことにより、咀嚼回数が減少傾向にあります。
これが、唾液の分泌不足や消化機能の低下につながります。
結果として太りやすい体質を招く原因となっているのです。
まずは「一口30回噛む」ことを意識してみましょう。
というダイエット効果が自然と高まるのです。
食事内容だけでなく、「食べ方」や「唾液の働き」にも目を向けてみて下さい。
きっとダイエットの成功率は大きく変わります。
他にもダイエットに関するブログを書いていますので、見てみて下さい。
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