私は減量中ですが、どうしても偏った食品ばかりを食べがちです。
普段はサプリメントで栄養バランスを整えていますが、たまにレバーなどを食べると、
身体が何となく良い反応を示すように感じます。
そこで思い出したのが、YouTuberが冗談半分で言う
「大きくなりたければ牛を食え!」
「弱い魚を食うな、早くて強そうな魚を食え!」といった話。
科学的根拠は薄いものの、“自分が求める状態に近い食材を選ぶ”という直感は、
完全に否定しきれないと感じています。
今回は、その発想に通じる「同物同治(どうぶつどうち)」を、私なりの視点で解説します。
同物同治は「似ているものは似ている部位を治す」という伝統的な考え方です。
食べ物の形や色、質感から身体の部位を連想し、効能を期待するというもの。
クルミ=脳、人参=目のような例が有名ですが、
ここではより実践的で日常に取り入れやすい食材を取り上げます。
レバーは古くから滋養強壮食として重宝され、「肝を補う」と語られてきました。
栄養学的には鉄、ビタミンA、ビタミンB群、葉酸などが豊富で、
造血・代謝サポート・疲労感の軽減に役立ちます。
肝疾患を直接“治す”わけではありませんが、栄養が満ちることでコンディションが整い、
結果として“肝に効いたように感じる”ことはあり得ます。
減量期の私自身も、たまにレバーを入れると回復感が出やすい実感があります。
同物同治の文脈では「心臓を食べると心臓が強くなる」と語られてきました。
科学的視点では、ハツは高たんぱくで、エネルギー代謝を担う補酵素CoQ10(コエンザイムQ10)を含むのがポイント。
CoQ10は心筋の働きや持久系トレーニングのエネルギー生成に関与するため、
間接的に循環器系のパフォーマンスを支える素材と言えます。
もちろん医療的治療の代わりにはなりませんが、コンディショニングの一要素としては理にかないます。
房状のぶどうは血液細胞を連想させ、「血の巡りを良くする」と信じられてきました。
現代の知見でも、皮に多いポリフェノール(レスベラトロールなど)が抗酸化作用を示し、
血管内皮の機能維持や動脈硬化リスクの軽減に寄与する可能性が示されています。
形から入ったイメージが、栄養学の側面と偶然一致している好例です。
トマトは赤色と断面の形から心臓に結びつけられてきました。
注目成分はリコピン。
強い抗酸化作用を持ち、酸化ストレスの抑制を通じて心血管系の健康維持に関与します。
油と一緒に調理すると吸収率が上がるため、オリーブオイルで軽く加熱して摂るのがおすすめです。
同物同治はあくまで経験則に基づく考えで、厳密な科学的因果は示されていません。
ただし、
①たまたま栄養学的に理にかなっているケースがある
②「効く」と信じて行動が整う(食事が整い、過食が減る、調理が増えて総合的栄養が向上する)という心理・行動変容の側面
③継続摂取によりコンディションが底上げされ、トレーニングや姿勢改善の取り組みが回りやすくなる
といった複合効果は十分に起こり得ます。
重要なのは“法則”として盲信せず、コンディショニングのヒントとして活用する姿勢です。
同物同治は科学的“法則”ではありませんが、食材の栄養や行動変容を通じて、
結果的にコンディションが上向くことはあります。
レバー、ハツ、ぶどう、トマトは、減量期や体作りの現場でも取り入れやすい実践例。
大切なのは盲信ではなく、バランスと継続です。
天満橋のパーソナルジム「Tune Up」では、姿勢改善と体幹トレーニング、そして日常の食選びまで含めて“整えて痩せる”をサポートしています。
谷町四丁目・北浜・堺筋本町エリアで整体的アプローチと運動指導を両立したい方は、ぜひご相談ください。
詳細・ご予約は、公式HPまたは公式LINEからどうぞ。
InstagramのDMでもお気軽にご相談ください!
YouTubeにも動画投稿しています!
他にも、色々なブログを掲載していますので、見てみて下さい。
一部紹介
Tune Up パーソナルジム(チューンアップ)天満橋店
コンディショニングジム 身体調整・施術・トレーニング
最寄り駅:天満橋/谷町四丁目/北浜/堺筋本町
各駅徒歩10~15分
天満橋・北浜・谷町四丁目・堺筋本町エリアで、肩こりや腰痛、膝の不調などにお悩みの方へ。
大阪市中央区にある、パーソナルジム「Tune Up」では、
体幹トレーニングやインナーユニットへのアプローチを通じて、
30代~60代の方の健康維持・ダイエットをサポートしています。
天満橋・北浜・谷町四丁目エリアで”ジム“または”整体“を
お探しの方は、一度体験へお越しください。
“整えて痩せる”
コンディショニングジム Tune Up パーソナルジム
©2023 TSUNAGARUCRAFT