むくみには大きく分けて3つのパターンがあります。
③そして夜になると全身が重だるく感じる人――。
これらは部位や時間帯こそ異なりますが、共通して「血流」「リンパ」「自律神経」の仕組みが関わっています。
今回はシリーズの最終回、③夜に全身が重だるくなる人にフォーカスし、その原因と改善法を解説します。
①朝の顔むくみ、②日中の下半身むくみとあわせて読むことで、ご自身の生活リズムに合ったむくみ対策が見えてきます。
むくみは、血管から水分がにじみ出て細胞の間に溜まり、
それをリンパ管や静脈がうまく回収できないときに起こります。
夜は日中の疲労や長時間の姿勢維持で血流・リンパの流れが滞りやすく、
さらに食事や自律神経の影響が加わるため、全身的な重だるさにつながります。
食事の影響(塩分・糖質・アルコール)
夜の食事で塩分を多く摂ると、体は水分を保持しようとします。
糖質過多はインスリン分泌を高め、ナトリウム再吸収を促進しむくみやすくなります。
アルコールも一時的に脱水を起こした後、水分保持を強めてしまいます。
ホルモンバランスの影響
ストレスで分泌が高まるコルチゾールや、女性の場合は
月経周期に伴うホルモン変動が体液バランスに影響を与え、むくみの原因となります。
自律神経の乱れ
仕事やストレスで交感神経が優位なまま夜を迎えると、末梢血管が収縮し循環が悪化します。
本来なら副交感神経が優位になりリラックスする時間帯に、体がうまく切り替わらないことがむくみの一因です。
睡眠不足や質の低下
睡眠が浅いと、体が水分代謝を調整する力が落ち、翌朝まで重だるさが残ってしまいます。
夜は控えめな食事を心がける
就寝前の食事は塩分・糖分・アルコールを控えめに。
特に外食や加工食品はむくみの原因になりやすいので注意が必要です。
入浴・ストレッチで副交感神経を優位に
38〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分浸かることで血管が広がり、循環が促されます。
お風呂上がりに軽くストレッチをするとリンパの流れも改善します。
深呼吸やリラックス習慣
寝る前に深呼吸や軽いヨガを行うと、自律神経の切り替えがスムーズになります。
テレビやスマホの強い光を避けることも重要です。
睡眠の質を高める工夫
就寝の1〜2時間前から照明を落とし、カフェインの摂取は夕方以降控えましょう。
睡眠の質が上がることで翌朝の体の軽さが変わります。
胸郭や股関節の可動域改善
デスクワークや立ち仕事で固まった胸郭や股関節を整体で調整することで、
血流やリンパの通り道を広げ、全身の循環を助けます。
呼吸トレーニング
胸式と腹式をバランスよく使う呼吸法を取り入れると、
胸郭や横隔膜のポンプ機能が高まり、全身の水分循環が改善します。
軽い全身運動
夜はハードな運動よりも、ウォーキングや軽い体幹トレーニングが効果的。
全身の血流を整えつつ、副交感神経への移行もスムーズにします。
夜に全身が重だるくなるむくみは、1日の疲労や食事、自律神経の乱れが大きな原因です。
食生活の見直しやリラックス習慣に加え、整体やトレーニングで循環を整えることで、
むくみを防ぎ、翌朝スッキリとした体を実感できます。
これで「むくみシリーズ」は完結です。
①朝の顔むくみ、②日中の下半身むくみ、③夜の全身むくみ――。
時間帯ごとの特徴と対策を知ることで、あなたの生活習慣に合わせたむくみケアができるはずです。
天満橋パーソナルジムでは、整体とトレーニングを組み合わせて、むくみにくい体づくりをサポートしています。
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