冬になると「外では冷たいのに、室内に入ると顔だけ熱い…」「朝起きたら顔がパンパン」こんなお悩みを相談されることが増えます。

実は、これは冬に特有の “血管の反応・皮膚バリアの低下・体液循環の乱れ” が重なって起きるものです。

天満橋・谷町四丁目・北浜周辺でも、この季節になると同じ悩みを抱える方が増えます。

整体＋トレーニングのコンディショニングを行う私のパーソナルジムでも、姿勢改善やむくみ、冬の不調相談は定番です。

ここでは、その原因と自分でできる対策をまとめていきます。

① 冬の顔の火照りの原因は？

冬のほてりの最大のポイントは 温度差 です。

外の冷気で顔の血管は一度「ギュッ」と縮みます。

そのあと暖房の効いた室内に入った瞬間、血管が一気に開き、血流が急増。

この“伸び縮みの差”こそが、顔のほてり・赤みの大きな原因になります。

さらに冬の肌は乾燥でバリア機能が低下しやすく、わずかな温度差や摩擦でも ヒリつき・赤みが起きやすい敏感状態 に。

つまり冬は、

「冷え → 血管収縮 → 室内 → 拡張 → 火照り」

というジェットコースターのような状態が起こっています。

 

② 冬に顔がパンパンにむくむ原因

顔、とくにまぶたや頬は 水分がたまりやすい構造 をしています。

そこに冬特有の“冷えによる循環の低下”が重なることで、

朝のむくみが強くなったり、夕方になるとパンパンに膨らみやすくなります。

ポイントは、

血流・リンパの流れが悪い＝余分な水分が回収されないということ。

さらに冬は乾燥と軽い炎症で、皮膚内部がむくみやすい状態になります。

 

③ 火照りを防ぐ対策

火照りの原因である「温度差のショック」「バリア低下」を抑えることがポイントです。

■ 温度差を小さくする

・室内に入った直後は一気にコートを脱がない

・暖房の風が顔に当たらないようにする

・車・電車でも顔に直接風が当たるのを避ける

 

■ 首を温める

顔の血流は“首”がコントロールしています。

ネックウォーマー・ストール・タートルネックで 首回りを冷やさないことが最優先。

 

■ 入室直後は5分ゆっくり

外 → 室内に入った瞬間は最もほてりやすいタイミング。

数分かけて体温をならすだけで大きく変わります。

 

■ スキンケアでバリア機能を補強

・セラミド入り保湿

・洗顔はぬるま湯

・就寝前はワセリン薄塗り

刺激を受けると赤くなる“敏感状態”を減らします。

 

■ マスクの摩擦を最小限に

マスクを外す瞬間の摩擦・乾燥が赤みの原因になることも多いです。

保湿クリーム後につけるだけで摩擦が大幅に減ります。

 

④ むくみを防ぐ対策

むくみは 循環の低下・自律神経の乱れ・水分不足 の影響が大きいです。

 

■ 首肩まわりの軽い運動

筋肉が固まると、顔への血流・リンパの回収が悪くなります。

おすすめは以下の3つ。

①肩すくめ → 脱力

②首の前後左右ストレッチ

③胸郭を広げる呼吸（胸を軽く開く深呼吸）

これだけで顔のスッキリ感が大きく変わります。

 

■ 水分不足を避ける

冬は喉が乾きにくいため、水を飲む量が減ります。

ですが実は 冬のむくみは水分不足が原因のことが多い。

体重×30〜35mlを目安に、常温の水をこまめに飲むと◎。

 

■ 塩分とアルコールの量も調整

夜にむくむ方は、「塩分多めの食事＋アルコール」でさらにむくみやすくなります。

火照りやすい人は控えめに。

 

⑤ トレーニング・整体的アプローチ

私のジムでは、むくみや冬のほてりに悩む方には、

“首〜胸郭〜体幹”のコンディショニング を重点的に行います。

理由はとてもシンプル。

顔の血流とリンパの出口は 首・鎖骨・胸郭 に集まっているからです。

・首が硬い
・肩が上がりっぱなし
・胸郭が閉じている
・呼吸が浅い

こういった状態は、「ほてるし、むくむ」という悪循環に直結します。

実際、胸郭が上がり、体幹が安定して動けるようになると

冬のむくみ・ほてりが改善する方が非常に多いです。

姿勢改善を目的にトレーニングと整体を組み合わせることで、見た目だけでなくコンディションも整いやすくなります。

 

⑥ 片側だけ極端に腫れる場合は医療機関へ

以下の症状があれば、単なる“冬むくみ”ではない可能性があります。

・片側だけ強く腫れる
・顔の痛み
・発熱
・目の周りの腫れが急に強くなった
・視界に違和感

副鼻腔炎・アレルギー・炎症性疾患の可能性もあるため、早めの受診をおすすめします。

 

【まとめ】冬の火照り・むくみは「温度差×乾燥×循環低下」が原因

冬の顔のほてり・むくみは、

・温度差で血管が急に開く
・バリア機能が低下しやすい
・冷えで循環が悪くなる
・水分不足になりやすい
・首や胸郭が固まる

という理由が重なって起きます。

逆にいえば、

「首を温める」「温度差をゆるくする」「保湿」「軽い運動」

これができれば冬のトラブルはかなり軽減できます。

天満橋・谷町四丁目・北浜で、

整体とトレーニングを組み合わせたコンディショニングを行うTune Upでは、

姿勢改善・むくみ・冷えなど、季節の不調改善のサポートも行っています。

冬のトラブルにお悩みの方は、一度ご相談ください。

 

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