2025/12/01

リュックが猫背と骨盤後傾を招く?天満橋パーソナルジムの考察

街中を見ていると、若い世代を中心に

「肩ひもをゆるゆるに伸ばして、リュックを腰のあたりでぶら下げる」

スタイルがとても増えています。

一見ラクそうですが、この背負い方は前傾姿勢や頭部前方位、猫背や骨盤後傾など、全身の姿勢を大きく崩すきっかけになります。

ここでは、天満橋・谷町四丁目・北浜・堺筋本町エリアで姿勢改善に取り組むパーソナルジム「Tune Up」の視点から、

リュックの背負い方が姿勢に与える影響を、できるだけ科学的に解説していきます。

リュックの背負い方による姿勢の違いを示すアニメ調比較イラスト。左は猫背と前傾姿勢、右は胸を張った良い姿勢。天満橋パーソナルジムTune Upの姿勢改善解説用。

リュックの背負い方で姿勢が崩れるのは“科学的に説明できる”

まず押さえておきたいのは、「リュックの背負い方で姿勢が変わる」というのは感覚論ではなく、研究でも報告されているという点です。

リュックを背負うと、体の後ろ側に重りが付きます。

特に肩ひもをゆるめて腰や仙骨あたりまで落としてしまうと、荷重は背中から離れ、重心が後方・下方にずれてしまいます。

すると身体は、その重さに負けないように上半身を前に倒してバランスを取ろうとするため、体幹の前傾や頭部前方位が起こりやすくなります。

これは複数のバイオメカニクス研究でも示されている、人間の自然な反応です。

 

なぜリュックで前傾姿勢・頭部前方位が起きるのか?

リュックで前傾姿勢になる主な理由は、以下のような力学的・筋肉的な要因が組み合わさった結果です。

①背中側に荷重があることで、身体が後ろに引っ張られる → それを打ち消すために上半身を前に倒す

②リュックの位置が低くなるほど、モーメント(てこの長さ)が大きくなり、前傾の量も増える

③肩ひもが鎖骨や僧帽筋上部を圧迫し、肩甲骨が前方に引き出されて巻き肩になりやすい

④リュックの重さを支えようと首の後ろの筋肉が緊張し、疲労すると頭が前に落ちてしまう

 

このようにして、「リュックの位置・肩ひもの長さ → 体幹前傾 → 頭部前方位」という流れが起こります。

天満橋のパーソナルジムに来られるお客様を見ても、重いリュックを低い位置で背負う習慣がある方は、

首のコリや肩こり、頭の位置の悪さがセットになっていることが多いです。

 

前傾・頭部前方位が起きると骨盤はどう動く?

上半身が前に倒れ、頭が前へ出ると、全体の重心は当然前方へ移動します。

そのままではつんのめってしまうため、身体はどこかで「後ろ向きのてこ」をつくらないとバランスが取れません。

そこで起こりやすいのが、骨盤の後傾です。

骨盤を後ろに丸めることで、上半身が前に倒れていても重心線を足の真ん中あたりに戻そうとします。

その結果、腰は丸くなり、胸椎もさらに丸くなって猫背が固定されていきます。

膝も少し曲がりやすくなるため、歩幅が小さくなり、歩行の推進力も落ちてしまいます

リュックの背負い方ひとつで、「疲れやすい歩き方」が作られてしまうわけです。

 

肩ひもゆるゆるの若者に多い“姿勢の連鎖”

実際に街で見かける若者の姿勢を、身体の連鎖として整理すると次のようになります。

①肩ひもをゆるめ、リュックが腰・仙骨のあたりまで下がる

②リュックが背中から離れ、後ろ側の荷重が大きくなる

③バランスを取るため体幹が前傾し、頭が前に突き出す

④肩ひもの圧迫で肩甲骨が前方に流れ、巻き肩・猫背が強まる

⑤重心を戻すために骨盤が後傾し、腰が丸くなる

⑥膝が伸びきらず、全体的にちぢこまったシルエットになる

リュックを仙骨付近まで下げて背負い、軽い猫背と巻き肩で歩くオタク系女子の姿。前傾姿勢と頭部前方位の例として、天満橋パーソナルジムTune Upの姿勢改善解説用画像。

天満橋パーソナルジム 周辺の学生達も、このパターンにはまっているケースは非常に多く見られます。

リュックだけが原因ではありませんが、日常的に続ける習慣としては無視できないポイントです。

 

リュックが悪いわけではない。問題は“背負い方”

ここまで読むと「じゃあリュックはやめた方がいいのか?」と思われるかもしれませんが、決してそうではありません

むしろ荷物を左右均等に背負えるリュックは、片側だけで持つショルダーバッグよりも腰や肩への負担が少ないこともあります。

大切なのは背負い方です。

肩ひもは、リュックの下端が腰より少し上にくる長さに調整する

②背中とリュックの間に大きなすき間を作らない(できれば密着させる)

荷物はリュックの奥側・背中側に寄せて入れる

④背負ったら軽く胸を持ち上げ、耳・肩・骨盤が縦にそろうよう意識する

 

この基本を守るだけでも、姿勢への悪影響はかなり減らすことができます。

 

Tune Upが考える“姿勢を崩さないリュックの背負い方”

天満橋パーソナルジム Tune Up では、リュックの背負い方そのものよりも、「背負っても崩れない土台づくり」を重視しています。

具体的には、

1、内転筋と腹圧を使って骨盤を安定させるトレーニング

2、胸郭を前方・やや上方に引きあげるエクササイズ

3、頭部前方位を改善する首まわりのコンディショニング

4、整体的なアプローチで固まった関節・筋を緩めるケア

これらを組み合わせることで、リュックを適切に背負ったときに「楽にまっすぐ立てる身体」を目指します。

天満橋・谷町四丁目・北浜・堺筋本町周辺で、

姿勢改善コンディショニングトレーニングに興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

まとめ:リュックの習慣が、未来の姿勢をつくる

肩ひもをゆるめてリュックをだらんと背負う習慣は、前傾姿勢や頭部前方位を生み、代償として骨盤後傾や猫背を招きやすくなります。

これは力学的にも筋肉の働きから見ても、十分に説明できる現象です。

しかし、リュック自体が悪者ではなく

正しい位置で背負い、体幹や骨盤を安定させる力を身につければ、姿勢を崩さずに日常生活を送ることができます。

「最近リュックを背負うと肩や首がつらい」

「若いのに常に丸まった姿勢になってしまう」

という方は、

ぜひ一度、天満橋パーソナルジム Tune Up の姿勢チェックとコンディショニング整体・トレーニングを体験してみてください。

 

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大阪市中央区にある、パーソナルジム「Tune Up」では、

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