2025/07/26

寝違えは体からのSOS?天満橋のパーソナルジムが紹介

寝違えは体からのSOS?天満橋のパーソナルジムが紹介

先日、当ジムに通っているお客様が「首が痛くて回らない」と相談に来られました。

どうやら寝違えのようでしたが、話を詳しく聞いてみると、

その方は連日の疲れでかなり身体に疲労が溜まっている状態でした。

つまり、寝違えは「ただの寝相のせい」ではなく、体からのSOS=疲労のサインであることも多いのです。

原因がわかっていれば、ある程度は防ぐことができます。

今回はその方との会話をきっかけに、

寝違えの本当の原因や、季節ごとの注意点、セルフケア方法について、

皆さんにもぜひ知っておいてほしいと思いブログにまとめました。

 

寝違えは「寝方」だけが原因ではない

寝違えというと「変な姿勢で寝てしまったから」「枕が合っていないから」と思われがちです。

もちろんそれらも一因ですが、それだけでは説明がつかないケースが多いのです。

医学的には、寝違えは「急性疼痛性頚部拘縮(きゅうせい とうつうせい けいぶ こうしゅく)」と呼ばれ、

睡眠中に首周辺の筋肉や靭帯、関節包などに微細な炎症や損傷が起こることで発症するものとされています。

実際には、すでに首周りの筋肉が疲労し、回復力が落ちている状態で、

長時間同じ姿勢をとった結果として起こることがよくあります。

つまり「寝方が悪かった」ことよりも、

その姿勢に耐えられないほど筋肉が弱っていた・疲れていた

ことが本質的な原因なのです。

 

疲労した筋肉や関節は“弱っている”状態

例えば、肩甲挙筋や僧帽筋上部、首の多裂筋などの深層筋が疲労すると、

柔軟性が落ち、わずかなストレスにも過敏になります。

そのため、寝ている間の「首の軽い回旋」「持続的な伸張」でも筋線維が損傷し、

炎症が起きてしまうのです。

普段から肩こりや首の張りを感じている方は、すでにこうしたリスクが高い状態にあります。

つまり寝違えは、体のメンテナンス不足を知らせてくれている“警告反応”でもあるのです。

 

冷えや自律神経の乱れも寝違えの引き金に

寝違えは筋疲労だけでなく、「冷え」や「ストレス」による自律神経の乱れが関与することもあります。

寒さで首元が冷えると血流が悪くなり、筋肉の柔軟性が損なわれ、より傷つきやすくなります。

さらにストレスが続くと交感神経が優位になり、筋肉が慢性的に緊張した状態になります。

これが睡眠中にも続けば、自然と寝違えリスクは高まります

 

季節で変わる寝違えのリスクと原因

寝違えは「季節」によっても要因が変わります

根本には筋肉や関節の疲労があり、それに加えて季節ごとの特有の環境要因が重なることで、寝違えが起こりやすくなります。

たとえば以下のような季節要因があります:

    • 冷えによる血行不良で筋肉が硬直しやすい
    • 春・秋:寒暖差や環境変化によって自律神経が乱れ筋肉が過緊張になりやすい
    • エアコンや寝汗による首元の冷え、夏バテによる回復力の低下

つまり、疲労という土台の上に、季節特有のストレスが加わることで、

寝違えのリスクは大きくなるのです。

 

寝違えと「むち打ち」の違いは?

 

比較項目 寝違え むち打ち
原因 睡眠中の筋緊張・疲労・冷え 外的衝撃(交通事故など)
痛みの部位 首の一部(片側が多い) 首・肩・頭・背中に広がることも
その他の症状 動かすと痛い 頭痛・めまい・吐き気・しびれなどを伴うことも
回復 数日〜1週間で自然軽快 数週間〜数ヶ月。後遺症の可能性もあり

 

むち打ちは外傷なので、強い痛みや神経症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。

 

寝違えを防ぐためのセルフケアと起き方

寝違えの予防には、次のような習慣が効果的です。

特に重要度1と2が大事です。

    • 重要度1:首・肩のストレッチを日常的に行い、柔軟性を保つ
    • 重要度2:湯船につかって血流を促進し、筋肉を回復させる
    • 重要度3:寝具(枕)の高さを見直す
    • 重要度4:寝起きは首を急に動かさず、横向きからゆっくり起き上がる

 

これらを実践することで、寝違えの予防と再発防止につながります。

 

Tune Upでは寝違えへの対応も行っています

天満橋のパーソナルジム「Tune Up」では、トレーニングだけでなく、

筋肉や関節の状態を整える“身体調整(コンディショニング)”も行っています。

寝違えのように、筋肉の緊張や血流不足が原因で起こる不調には、

ストレッチ・筋膜リリース・身体調整・インナーユニットの活性化などを組み合わせた独自のアプローチで対応しています。

「首が動かない」「朝から違和感が強い」といった症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

Q&A:寝違えに関するよくある質問

Q:寝違えは放っておいても自然に治りますか?

A:軽度であれば数日で自然に治りますが、

繰り返す場合は筋肉の状態や生活習慣を見直す必要があります。

 

Q:何度も寝違える場合は病気の可能性がありますか?

A:頸椎ヘルニアや神経根症などの可能性もゼロではありません。

頻度が多い場合やしびれを伴う場合は整形外科での診断をおすすめします。

 

Q:トレーニングをすると寝違えなくなりますか?

A:はい、適切なトレーニングによって首や肩周りの筋肉に柔軟性と安定性が備わると、

寝違えのリスクを大きく減らすことができます。

特にインナーユニットの活性化や姿勢改善を目的としたトレーニングは、

寝ている間の首への負担を軽減し、回復力も高めます。

逆に間違った首への負担が強いトレーニングをするとリスクが高まります。

 

まとめ

寝違えは、ただの「寝方のミス」だけではなく、体からの疲労や冷え、ストレスのサインであることが多い症状です。

「寝違えた=疲労が溜まっていた」と認識し、日ごろから疲労をため込まないアプローチが大切です。

日頃からストレッチ温め睡眠環境の工夫を取り入れることで予防は十分可能です。

「ただの寝違え」と軽視せず、体の状態を見直すきっかけにしていただければと思います。

 

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