2025/03/02

内転筋を鍛えるメリット

Tune Up パーソナルジム 天満橋 コンディショニング トレーナーの中元です。

 

今回は、「内転筋を鍛えるメリット」について書かせていただきます。

 

まず、内転筋とは何でしょうか?

股関節内転筋群の話 | 松本深圧院グループ

・恥骨筋

・短内転筋

・長内転筋

・大内転筋

・薄筋

の5種類の筋肉をまとめた総称です。

 

そして、内転筋の役割は何でしょうか?

私は大きく分けて3つの大切な役割に分類できると考えています。

最もポピュラーなのは股関節内転動作(内ももを閉める動作)です。

この作用により、立位の状態で股関節(股)が開き過ぎないように閉めています。

内転筋により股関節が閉まることで、骨盤低筋群も活性化し骨盤の安定性があがります。

骨盤が安定することにより下半身からのエネルギーが上半身に効率的に届くようになり体幹部が自然と上へ押し上げられるようになります。

これによって体幹部が適切に働き背骨が伸びて、胸郭が上がり姿勢の維持に繋がっています。

内転筋閉まる⇒骨盤の安定⇒体幹部の押し上げ

⇒体幹の安定⇒背骨の安定⇒胸郭が上がる⇒姿勢維持

 

 

 

②  2つ目の大切な役割が歩行時の「シザース」の動作です。

歩行各相と用語 | 歩行と姿勢の分析を活用した治療家のための専門サイト【医療従事者運営】

歩行時はハサミのように足が前後に閉まります。

この前後に足を閉める動作にも内転筋は活躍しています。

そして、先ほど書いたプロセスと同じように働き正しい歩行に繋がります。

 

 

 

 3つ目の大切な役割が「股関節の外旋位の維持」です。

内転筋群の筋肉の付着部を確認すると大腿骨(太ももの骨)の裏側に付着しています。

解剖学上ではあまり記載されていませんが、内転筋は外旋動作にも関与しています。

内転筋が適切に働くことで大腿骨が適度に外旋します。

適度な外旋によりニーインの予防や足底アーチが崩れる要望にもつながります。

結果的に正しい姿勢の維持となります。

 

このように内転筋を鍛えることで大きなメリットが生まれます。

内転筋を鍛えて正しく使うことで歩行の改善、姿勢維持に繋げましょう。

 

Tune Up パーソナルジムでは、内転筋のトレーニングを行っています。

気になる方は一度体験へお越しください。

 

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