2025/03/14

肩凝り 首凝りの原因 メカニズム

Tune Up パーソナルジム 天満橋 コンディショニング トレーナーの中元です。

 

今回は、「肩凝りの原因」について書いていきます。

〇「凝る」とは具体的にどういう状態のことを指しているのでしょうか?

 

例えば、「肘を曲げる」と主動筋である上腕二頭筋(腕の前側の筋肉)が収縮して、動作が行われます。

しかし、その状態で負荷を加えると拮抗筋である上腕三頭筋(腕の裏側の筋肉)が伸びた状態で拮抗(引っ張り合う状態)して働いています。

そして、引っ張り合っている状態が長く続くとあまり動かしていない方の筋肉も疲労状態になります。

この時に老廃物が筋肉に蓄積することになります。

疲労物質、老廃物によって筋肉は硬直し血管等を圧

迫します。

これによりさらに血流が阻害され老廃物が流れなくなります。

これで「凝り」が完成となります。

 

〇凝りとは?

筋肉内の血流が悪化し、酸素や栄養が届きにく

くなり、代謝物が疲労物質として筋肉内部に蓄積して張りやダルさを感じる状態のこと

では、肩凝りの場合はどういうメカニズムとなっているか解説します。

「肩凝り」は実際には首の筋群の凝りであることが大半です。

スマホ、PC等を見る場合大抵の方は、顔が前に飛び出した状態になっています。

姿勢でいうと猫背、巻肩、前方頭位の状態です。

 

顔を前に突き出す動作は、主動筋は首の前面の筋群で、拮抗筋は首の後面にある筋群です。

首の後面の筋群は頭が前に行き過ぎないように常に縮もうと働いています。

そして、頭の重さは約5Kgあるので、ちょうどボウリング球を落ちないように支え続けている状態になります。

この重さをどの角度で扱うかで首への負荷が変わります。

そして、この負荷が長時間続くと筋肉に疲労物質や老廃物が溜まることで筋肉が硬直し血流の悪化が起こりさらに筋肉が固くなったりだるさや重さを感じます。

これが「肩凝り」のメカニズムです。

 

〇肩凝りを治す、予防するには?

原因によりますが、大抵は姿勢の改善が必須です。

簡単にできることは、長時間同じ姿勢でいる時間を減らしたり、定期的に伸びをすることです。

猫背、巻肩、前方頭位は治すことが可能です。

 

Tune Up パーソナルジム 天満橋店では、

姿勢の改善は会員全員に行っています。

トレーニングだけでなく、身体調整(施術)での改善も行っています。

是非一度体験へお越しください。

 

 

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