ボクサー 岩﨑 圭祐選手が勝利!姿勢と足の踏み方

大阪・堺市産業振興センターで行われた公式ボクシング戦で、岩崎圭祐選手が日本フライ級6位・井上夕雅選手に鋭い左ジャブを放つ試合シーン。最後まで姿勢と足さばきを維持し、判定勝利につながった一戦。

岩﨑圭祐選手が判定3-0で勝利しました

2026年7月12日、大阪・堺市産業振興センターで行われたミツキ杯SURVIVE Vol.32にて、当ジムでサポートしているプロボクサー岩﨑圭祐選手が、井上夕雅選手に判定3-0で勝利しました。

対戦相手の井上選手は、日本フライ級6位、OPBF東洋太平洋フライ級13位に入る実力者です。
一方の岩﨑選手は、元日本ランキング2位の実力者ではあるものの、ここ数年はランキングから外れていた立場でした。

事前の予想では井上選手の勝利を予想する声も多かったようですが、試合が始まると終始岩﨑選手のペース。全8ラウンドを通して動きが大きく落ちず、最終ラウンドでも1ラウンド目のような足さばきを見せてくれました。

今回は、ボクシングのテクニックや戦略ではなく、天満橋のパーソナルジムTune Upが普段から見ている身体の使い方という視点から、今回の勝利を振り返ります。

1. 岩﨑圭祐選手が判定3-0で勝利

全8ラウンドの試合でしたが、序盤から岩﨑選手の動きは非常に良く、最後まで大きく落ちることがありませんでした。

井上選手もカウンターを狙い、強烈なパンチが入る場面もありました。
それでも岩﨑選手は大きく崩れることなく、自分のリズムを保って戦い続けていました。

試合全体を通して見ると、岩﨑選手の判定勝利は納得の内容だったと思います。

日本フライ級6位に勝利した岩崎圭祐選手のボクシング試合シーン。姿勢と足さばきを維持し判定勝利を収めた一戦。
ポイント
今回の試合で印象的だったのは、岩﨑選手の動きが最後まで落ちなかったことです。
特に8ラウンド目の足さばきは、試合終盤とは思えない動きでした。

2. 相手は日本ランク上位の実力者

今回の対戦相手である井上夕雅選手は、日本フライ級6位、OPBF東洋太平洋フライ級13位に入る実力者です。

岩﨑選手も過去には日本ランキング2位まで上がった選手ですが、ここ数年はランキングから外れていました。

つまり、今回の試合は単なる調整試合ではなく、ランキング復帰を目指すうえでも非常に大きな意味を持つ試合だったと思います。

その中で、岩﨑選手がしっかり勝ち切ったことは、本当に大きな勝利です。

3. 試合を分けたと感じた「足の踏み方と姿勢」

ボクシングのテクニックや戦略について、正直なところ私は専門家ではありません。

パンチの組み立て、距離感、駆け引き、セコンドの指示。
そういった部分は、ボクシングの専門家の方々が見る領域だと思っています。

ただし、身体の動きや姿勢を見る立場からすると、今回の試合で明確に差が出ていた部分がありました。

それが、足の踏み方と姿勢です。

岩﨑選手は、ラウンドが進んでも背中が丸まりにくく、足元から身体を使えていました。

一方で、相手選手はラウンドが進むにつれて、少しずつ背中に丸みが出てきたように見えました。
背中が丸くなると、呼吸もしづらくなり、足も使いにくくなります。

その差が、後半の動きの差につながったように感じました。

Tune Up 中元キャラ
中元メモ
姿勢が崩れると、呼吸が浅くなり、足も使いにくくなります。これはボクシングだけでなく、スポーツ全般や日常の動きにも関係します。

4. 各ラウンドで行っていた「引いて、押す」Tune Upの姿勢作り

今回、私が一番感動した場面があります。

それは、岩﨑選手が各ラウンドの始めに、Tune Upの会員さんなら全員知っている姿勢の作り方、
「引いて、押す」
を入れていたことです。

これは、Tune Upで普段から行っている身体の整え方です。

簡単に言うと、足元から姿勢を作り直し、体幹が働きやすい状態に戻すための動作です。

試合中は、パンチを受ける、打つ、動く、止まる、押し合う。その繰り返しで、身体の機能は少しずつ崩れていきます。

そこで各ラウンドごとに「引いて、押す」を入れることで、機能しづらくなった体幹をリセットしやすくなります。

岩﨑選手が試合中にそれを実際にやってくれているのを見て、正直かなり感動しました。

5. 小指・小指球を使った立ち回り

岩﨑選手の動きで、もう一つ大きな特徴があります。

それが、小指・小指球を使った立ち回りです。

小指側が使えると、足の外側からアキレス腱、ハムストリングス、臀筋へと力がつながりやすくなります。

さらに、内転筋も拮抗しやすくなり、骨盤や体幹が安定しやすくなります。

これは、ただ根性で踏ん張っている状態とは違います。

身体の構造を使って、無駄な力を使いすぎずに立ち続ける。
動き続ける。パンチを打ち続ける。

そのための土台になります。

Tune Up 中元キャラ
中元メモ
小指・小指球が使えると、足元から体幹までつながりやすくなります。これはスポーツパフォーマンス向上だけでなく、姿勢改善やトレーニングにも大切な考え方です。

6. スタミナではなく、最後まで身体が機能していた

今回の試合を見ていて感じたのは、岩﨑選手が単に「スタミナがあった」というより、最後まで身体を機能させ続けていたということです。

もちろん、日頃の練習量、心肺機能、スパーリング、食事管理などがあってこそのスタミナです。

ただ、身体の使い方が崩れてしまうと、同じスタミナがあっても消耗は大きくなります。

  • 姿勢が崩れる
  • 呼吸が浅くなる
  • 足が使えなくなる
  • 体幹が抜ける
  • パンチの力みが増える

こうなると、後半に一気に動きが落ちやすくなります。

岩﨑選手は、試合の最後まで姿勢と足の機能が大きく崩れませんでした。

だからこそ、8ラウンド目に入っても動きが落ちず、むしろヒートアップして、1ラウンド目のような足さばきを見せられたのだと思います。

ポイント
「スタミナがある」だけではなく、「最後まで身体が機能していた」ことが重要です。
省エネで動ける身体は、試合終盤のパフォーマンスにも関係します。

7. 試合前の裏話

実は、試合の約1カ月前から、試合当日のアップを私が担当させていただく予定でした。

しかし試合の2日前、岩﨑選手から「パスの数が足りません」と連絡がありました。

そのため、結果的に私は当日のアップサポートに入ることができませんでした。

ただ、そこで終わりではありません。

私がいない状況でもできるアップメニューを書き出し、岩﨑選手に伝えました。

さらに試合当日も、岩﨑選手の会場入りに合わせて、アップに必要な道具類を届けさせていただきました。

直接アップを担当することはできませんでしたが、岩﨑選手が自分で身体を整えられるように準備できたことは、今回のサポートとして大きかったと思います。

8. Tune Upが少しだけ貢献できたこと

今回の勝利は、間違いなく岩﨑選手本人の日頃の努力の結果です。

そして、ボクシングの技術、セコンドの戦略的な指示、所属ジムのサポート、周りの方々の応援があっての勝利です。

Tune Upが勝たせたわけではありません。

ただ、その中で少しだけ、身体の使い方や姿勢の部分でスパイスを足すことができたのかなと思っています。

  • 姿勢を整える
  • 足の踏み方を整える
  • 体幹が働く状態を作る
  • 呼吸がしやすい状態を作る
  • 最後まで身体が機能する状態を作る

これは、ボクサーだけでなく、すべてのスポーツ選手にとって大切な部分です。

そして、一般の方にとっても、姿勢改善やトレーニング、ダイエット、身体の不調改善につながる考え方です。

Tune Up 中元キャラ
中元メモ
Tune Upは、選手の努力や技術に「身体を機能させる」というスパイスを足す存在でありたいと思っています。勝利の主役は、もちろん岩﨑選手本人です。

9. まとめ

岩﨑圭祐選手、判定3-0での勝利、本当におめでとうございます。

今回の試合は、相手が日本ランク上位の実力者ということもあり、非常に大きな勝利だったと思います。

試合内容を身体の専門家として見ると、勝敗を分けた一つの要素は、足の踏み方と姿勢だったように感じます。

スタミナがあるから最後まで動けた。それも間違いではありません。

ただ、それ以上に、最後まで身体が機能していた。体幹が抜けず、呼吸が崩れず、足が使えていた。

そこに岩﨑選手の強さが出ていたと思います。

最後にひとこと
試合で最後まで動ける身体は、ただ鍛えるだけでは作れません。
姿勢、足の踏み方、体幹、呼吸がつながって、初めて身体は最後まで機能しやすくなります。

Tune Upでは、天満橋で姿勢改善、整体、トレーニング、スポーツパフォーマンス向上を目的とした身体づくりを行っています。

谷町四丁目、北浜、堺筋本町周辺で、スポーツの動きを良くしたい方、試合で最後まで動ける身体を作りたい方は、一度ご相談ください。

Tune Upには岩崎選手以外にもプロボクサーやボクサー少年もきてくれています。
今回岩崎選手の試合で集結できました。

※本記事は、試合を観たうえでの身体の使い方に関する個人的な見解を含みます。
ボクシング技術や戦略の専門的な解説ではなく、姿勢・足の踏み方・体幹・呼吸といった身体機能の観点から振り返った内容です。