スタミナ料理とは?滋養強壮との違いを天満橋のジムが解説

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スタミナ料理とは?ウナギ・焼肉・豚肉・レバー・ニンニクを例に、スタミナと滋養強壮の違いを解説する天満橋のパーソナルジムTune Upの横長バナー

夏になると、ウナギや焼肉、レバニラ炒め、ニンニク料理などを「スタミナ料理」と呼ぶ機会が増えます。

どれも元気が出そうな料理ですが、そもそもスタミナ料理とは何なのでしょうか?

「アルギニンが多い料理?」「肉やニンニクを使った料理?」「高カロリーな料理?」と考えてみると、意外とはっきりした答えが出てきません。

実は、栄養学に「スタミナ料理」という正式な分類はありません。調べていくと、スタミナ料理は、昔から使われてきた「滋養強壮」という考え方と深く関係しているように思います。

今回は大阪・天満橋のパーソナルジムTune Upが、スタミナ料理の意味や滋養強壮との違い、現代栄養学から見た本当の役割を解説します。

スタミナ料理には正式な定義がない

結論から言うと、スタミナ料理には栄養学上の正式な定義がありません。

特定の栄養素を一定量含めばスタミナ料理になる、という決まりもありません。
肉やニンニクを使っていなくても、スタミナ料理と名付けることはできます。

それでも私たちが「スタミナ料理」と聞いて、なんとなく似た料理を思い浮かべるのは、次の3つの考え方が混ざっているからです。

  • ”飲食店が考えるスタミナ料理”
  • ”昔の人が考えたスタミナ料理”
  • ”現代栄養学が考えるスタミナ”

飲食店が考えるスタミナ料理

スタミナラーメン、スタミナ丼、スタミナ炒め、スタミナ焼きなど、飲食店ではさまざまな料理に「スタミナ」という名前が付けられています。

これらに共通しやすいのが、肉、ニンニク、ニラ、卵、濃い味付け、辛い味付けなどです。

栄養成分によって分類されているというより、「食べると元気が出そう」「力強く動けそう」というイメージを伝える料理名といえるでしょう。

飲食店におけるスタミナ料理
肉やニンニク、濃い味付けなどを使い、「元気が出そう」という印象を伝えるためのキャッチーな料理名です。

昔の人が考えたスタミナ料理

エアコンが普及していなかった時代の夏は、今以上に身体への負担が大きかったと考えられます。

暑さで大量に汗をかき、食欲が落ち、食事量が減れば、エネルギーや栄養素が不足しやすくなります。

そこで、ウナギ、牛肉、豚肉、レバー、卵などの栄養価が高い食材を食べ、暑い夏を乗り切ろうとしました。

昔のスタミナ料理は、食べた直後に運動能力を上げる料理というより、夏バテを防ぐために身体を養う料理だったと考える方が自然です。

スタミナと滋養強壮の違い

ここで重要になるのが、「スタミナ」と「滋養強壮」は、本来まったく同じ意味ではないという点です。

スタミナは、英語の「stamina」に由来し、長時間動き続ける持久力や、疲れにくさを表します。

一方の滋養強壮は、身体に必要な栄養を与え、身体を養い、丈夫な状態へ導くという意味で使われます。

スタミナ 滋養強壮
持久力や体力などの能力 栄養を与えて身体を養うこと
最後まで動き続けられる 元気に動ける身体の土台をつくる
運動や仕事で発揮される 食事や休養によって支えられる

例えば、マラソンを最後まで走り切る能力がスタミナです。
そのために毎日しっかり食べ、疲労から回復し、再び走れる身体をつくることが滋養強壮に近い考え方です。

「滋養強壮料理」では少し堅く、薬のような印象もあります。
それに対して「スタミナ料理」は短く、力強く、飲食店でも使いやすい言葉です。

歴史的な起源を一つに断定することはできませんが、昔からあった滋養強壮の考え方を、より分かりやすくキャッチーに表現した言葉が「スタミナ料理」なのかもしれません。

現代栄養学が考えるスタミナ

現代栄養学では、一つの食材や一つの成分を食べるだけでスタミナが急激に高まるとは考えません。

長時間活動するためには、エネルギー源となる糖質、身体をつくるたんぱく質、エネルギー代謝に関係するビタミンB群、酸素の運搬に関係する鉄、身体のさまざまな機能を支える亜鉛などが必要です。

  • 十分なエネルギー摂取
  • 糖質
  • たんぱく質
  • 鉄・亜鉛
  • ビタミンB群
  • 水分・電解質
  • 睡眠と休養

特に夏は、発汗による水分不足や食欲低下が重なるため、一皿の料理だけでなく、一日を通した食事と水分補給が重要です。

スタミナは、一つの食材ではなく、身体全体の栄養状態によって支えられます。

ウナギ・牛肉・ニンニクを科学的に整理

ウナギは、良質なたんぱく質に加え、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンEなどを含む栄養価の高い食材です。

「アルギニンが多いからスタミナが付く」と説明されることもありますが、ウナギだけが特別なアルギニン食品というわけではありません。
ウナギの強みは、特定の一成分ではなく、複数の栄養素をまとめて摂取しやすいことです。

牛肉には、たんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミンB群などが含まれます。
また、肉や魚に含まれるクレアチンは、持久運動というより、短時間の高強度運動や繰り返し発揮するパワーを支える成分として研究されています。

ニンニクには硫黄化合物が含まれますが、ニンニクを食べれば直接的に運動能力が大きく上がるとは言い切れません。
香りや味によって食欲を刺激し、暑い時期でも食事を取りやすくすることが、現実的なメリットでしょう。

辛い料理に使われるカプサイシンも運動への影響が研究されていますが、持久力への効果はまだ一貫していません。辛さによって一時的にシャキッと感じても、疲労や栄養不足が回復したとは限りません。

ここからは、夏に不足しやすいエネルギーや栄養素を補いやすい、おすすめのスタミナ料理を紹介します。

1.ウナギ丼

主な栄養:たんぱく質、ビタミンA・B群・D・E、鉄、亜鉛

複数の栄養素を一度に補いやすい料理です。ただし、タレとご飯の量が多くなるとエネルギーも高くなります。

2.豚の生姜焼き

主な栄養:たんぱく質、ビタミンB1

豚肉はビタミンB1を摂取しやすい食材です。玉ねぎやキャベツなどの野菜を一緒に取ると、食事全体のバランスも整えやすくなります。

3.レバニラ炒め

主な栄養:鉄、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB12

鉄やビタミン類を補いやすい料理です。ただし、レバーはビタミンAを多く含むため、毎日大量に食べる必要はありません。

4.牛肉と野菜の丼

主な栄養:たんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミンB群

牛肉だけでなく、玉ねぎ、ピーマン、キノコなどを組み合わせることで、栄養バランスを整えやすくなります。

5.鶏肉のニンニク焼き

主な栄養:たんぱく質

皮なしの鶏むね肉や鶏もも肉を選べば、脂質を調整しやすい料理です。ニンニクの香りで食欲が落ちた日にも食べやすくなります。

スタミナ料理はダイエット向きとは限らない

ダイエット中の方は注意 スタミナ料理は栄養価が高い一方で、高カロリー・高脂質・濃い味付けになりやすいため、「スタミナ料理=ダイエットに向いている料理」ではありません。

スタミナ料理は、身体を養うという意味では役立ちます。
しかし、ウナギ丼、焼肉、牛丼、スタミナラーメンなどは、脂質やご飯、麺、タレの量によって高エネルギーになりやすい料理です。

栄養価が高いことと、体脂肪が減りやすいことは別です。
身体に良さそうだからと量を気にせず食べれば、ダイエットが進みにくくなる可能性があります。

ダイエット中は、次のような工夫がおすすめです。

  • 肉の脂身や鶏皮を必要に応じて減らす
  • ご飯や麺を大盛りにしない
  • 濃いタレや油を使いすぎない
  • 野菜やキノコ、海藻類を加える
  • 一日の活動量に合わせて量を調整する

大切なのは、スタミナ料理を避けることではありません。
自分の目的と活動量に合わせて、上手に取り入れることです。

Tune Upが考える本当のスタミナ

スタミナは、食事だけで決まるものではありません。

睡眠不足、水分不足、運動不足、過度な疲労があれば、栄養価の高い料理を一度食べても、すぐに身体が変わるわけではありません。

さらに、姿勢が崩れて身体に余計な力が入り続けていると、立つ、歩く、走るといった日常動作でも必要以上に疲れてしまいます。

体幹を無理に固めるのではなく、足元から姿勢を整え、身体全体を連動させることで、同じ動作でも少ない負担で行いやすくなります。

Tune Upでは、整体のように身体を整えるだけでも、筋力トレーニングだけを繰り返すのでもなく、姿勢改善と身体の使い方を組み合わせています。

食事で身体を養い、睡眠で回復し、トレーニングで動ける身体をつくる。この積み重ねが、本当のスタミナにつながります。

まとめ

「スタミナ料理」という言葉には、栄養学上の正式な定義はありません。

飲食店では、肉やニンニクなどを使った「元気が出そうな料理」。
昔の人にとっては、暑い夏を乗り切るために身体を養う「滋養強壮の料理」。
現代栄養学では、エネルギーや必要な栄養素を補いやすい料理と整理できます。

スタミナ料理とは、スタミナが急に付く魔法の料理ではなく、身体を養うための料理です。

ただし、スタミナ料理には高カロリー・高脂質なものも多いため、ダイエット中は量や調理方法に注意が必要です。

今年の夏は、料理名のイメージだけで選ぶのではなく、食事全体のバランス、水分補給、睡眠、そして身体の状態まで意識してみてください。

姿勢が変われば、身体は変わる。

Tune Upは、天満橋・谷町四丁目・北浜・堺筋本町エリアの方に通っていただいている、姿勢改善に特化したパーソナルジムです。

整体だけ、トレーニングだけでは変化を感じにくかった方へ。足元から姿勢と身体の使い方を整え、無理なく動ける身体づくりをサポートします。

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参考文献

  • Kreider RB, et al. International Society of Sports Nutrition position stand: safety and efficacy of creatine supplementation in exercise, sport, and medicine. Journal of the International Society of Sports Nutrition. 2017.
  • Tsao JP, et al. Garlic supplementation attenuates cycling exercise-induced oxidative inflammation but fails to improve time trial performance in healthy adults. Journal of the International Society of Sports Nutrition. 2023.
  • Sukan-Karaçağıl B, et al. A systematic review of randomized controlled trials examining capsaicinoids and exercise performance. 2023.
  • Cheuvront SN, Kenefick RW. Dehydration: physiology, assessment, and performance effects. Comprehensive Physiology. 2014.