
2026年8月9日、天満橋エル・シアターで当ジムTune Upに通ってくれているプロボクサー湯浅 未来翔 選手の試合が行われました。
対戦相手は渡部健選手。試合はセミファイナルで行われました。
結果は判定3-0で湯浅 未来翔 選手の勝利。
さらに、3名のジャッジのうち2者がフルマークをつける内容でした。
今回の記事では試合結果だけでなく、未来翔選手がTune Upへ来てから試合当日まで、どのような身体づくり・コンディショニングを行ってきたのかをご紹介します。
目次
1. 2者フルマークの3-0判定勝利
8月9日に行われた試合で、湯浅未来翔選手は渡部健選手と対戦しました。
試合はセミファイナル。
結果は、判定3-0で未来翔選手の勝利。
「圧勝」と言っても過言ではないほど、内容でも差を見せた試合だったと思います。
2. 相手をよく見てパンチをさばいた未来翔選手
今回の試合で特に印象的だったのは、未来翔選手が相手をよく見ていたことです。
相手のパンチをうまくさばき、避けながら、自分の攻撃へつなげていました。
試合後も顔に目立った傷を作ることなく勝利。
以前、本人が「センスだけはあるんですよ」と話していたことがあるのですが、今回の試合を見ると「確かに(笑)」と思わされる内容でした。
もちろん、ボクシングの技術や戦略については、私より所属ジムのトレーナーやセコンドの方々が専門です。
Tune Upが見ているのは、その技術を発揮するための身体の状態です。
3. 試合までにTune Upで取り組んだこと
未来翔選手がTune Upへ来てくれたのは、今回の試合までそれほど長い期間ではありませんでした。
そのため、短期間で身体の使い方をすべて変えるのではなく、まずは「今持っている技術を、できるだけ楽に発揮できる身体をつくる」ことを優先しました。
・姿勢と身体の使い方の確認
・足元から身体をつなげるトレーニング
・施術によるコンディショニング
・ランニングやシャドーへの動作応用
・サンドバッグやスパーリングでの身体の使い方
・減量期の栄養・サプリメントの見直し
Tune Upで教えている身体の使い方は、日常の立つ・歩くといった動作だけでなく、ボクシングにも応用できます。
4. 減量中でも「楽に動ける身体」をつくる
未来翔選手には、Tune Upで覚えた身体の使い方を、普段のランニング、シャドー、サンドバッグ、スパーリングなどにも少しずつ取り入れてもらいました。
その結果、本人からも「少し楽に、軽く動けるようになった」という感想をもらっています。
今回の目的は、筋力を急激に上げることではありません。
同じ動きをしても、無駄な力をできるだけ使わずに動ける身体をつくることです。
これもTune Upがアスリートの身体づくりで大切にしている考え方です。
今回は試合までの期間が短かったため、継続してサポートしている岩崎圭祐選手のように、試合後半まで身体の機能を維持するところまで作り込む時間はありませんでした。
ただ、今後も継続して身体を整えていくことで、未来翔選手の持っている技術を、さらに最後まで発揮できる身体へ近づけていけると考えています。
5. 計量後も身体が完全に戻っているとは限らない
今回、未来翔選手の身体を見ていて改めて感じたことがあります。
それは、計量が終わってご飯を食べ、本人が元気そうに見えていても、身体まで完全に回復しているとは限らないということです。
格闘技の減量では、食事量の調整だけでなく、水分量を調整するケースもあります。
急速な減量では脱水や身体へのストレスが起こる可能性があり、計量後には水分や電解質、糖質などを適切に補給して回復させることが重要です。
つまり、「体重が戻った=コンディションが完全に戻った」ではありません。
・水分を戻す
・電解質を補給する
・糖質を補給する
・胃腸へ負担をかけすぎない
・身体の疲労状態まで確認する
6. 試合前日・当日にもコンディショニング
今回は、試合前日と試合当日にもTune Upでコンディショニングを行いました。
内容は施術と軽いトレーニングです。
このタイミングで新しく身体を鍛える必要はありません。
目的は、「試合で動きやすい身体へ戻すこと」です。
計量後に食事をして、気持ちの面ではかなり元気になっていましたが、身体を確認すると疲労は残っていました。
そのため、身体を整えながら、足元・姿勢・体幹が働きやすい状態へ調整しました。
また、試合までの期間には栄養面についてもヒアリングしました。
なんとなく摂っていたサプリメントについても、食事を含めた摂取状況を確認し、必要に応じて摂り方を見直してもらいました。
その後、未来翔選手からは「朝起きた時の身体の重さが少し楽になった」という感想もありました。
ただし、これは本人の体感であり、特定のサプリメントだけによる変化とは断定できません。
試合直前に必要なのは、追い込むトレーニングではありません。今ある力をできるだけ発揮できる身体へ整えることが大切です。
7. 試合中にもTune Up名物「引いて押す」
試合後に未来翔選手から聞いた話では、試合直前のアップから緊張によって「足の感覚が少し鈍っていた」そうです。
それでも、実際の試合を見るとしっかり動けていました。
そして試合中、未来翔選手がTune Upの会員さんならおなじみの「引いて押す」を入れてくれていました。
「引いて押す」は、足元から姿勢を作り直し、身体がつながりやすい状態へ戻すためにTune Upで行っている方法です。
緊張で感覚がいつも通りではない状況でも、普段練習している身体の使い方を試合中に思い出してくれたことは、とても嬉しかったです。
そして結果は、2者フルマークの3-0判定勝利。
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8. Tune Upは勝利に良いスパイスを
今回、Tune Upも未来翔選手の勝利に少し貢献できたのではないかと思っています。
ただし、Tune Upが未来翔選手を勝たせたわけではありません。
試合に勝った一番の理由は、未来翔選手本人の日頃の努力、ボクシングの技術、持ち前のセンス、所属ジムやセコンドの方々の指導とサポートです。
Tune Upができたのは、その力を試合で発揮しやすくするための身体づくりを少しサポートしたこと。
Tune Upは、そこに少しだけ
「良いスパイス」を加える存在でありたいと思っています。
これから未来翔選手が継続して身体づくりを行うことで、どこまで楽に、そして最後まで動けるようになるのか。
今後の変化も楽しみです。
9. アスリートのパフォーマンスアップをサポート
Tune Upでは、ボクシングだけでなく、さまざまな競技のアスリートやジュニア選手の身体づくりをサポートしています。
・ボクシング
・キックボクシング
・バスケットボール
・野球
・サッカー
・バレーボール
・剣道
・ゴルフ
技術そのものを教えるのではなく、今持っている技術を発揮しやすい身体をつくることがTune Upの役割です。
「もっと筋力をつける」だけではなく、
もっと楽に動く。
無駄な力を使わない。
最後まで身体を機能させる。
そんな身体づくりを目指しています。
姿勢が変われば、身体は変わる。
天満橋のパーソナルジムTune Upでは、整体・コンディショニング・トレーニングを組み合わせ、一般の方からアスリートまで身体づくりをサポートしています。
谷町四丁目・北浜・堺筋本町周辺で、競技中の身体の使い方やパフォーマンスにお悩みの方もお気軽にご相談ください。
公式LINEからお問い合わせ参考文献
- International Society of Sports Nutrition position stand: nutrition and weight cut strategies for mixed martial arts and other combat sports. 2025.
- Barley OR, et al. Weight Loss Strategies in Combat Sports and Concerning Habits in Mixed Martial Arts. 2018.
- Rogers DR, et al. Vitamin C Supplementation and Athletic Performance. 2023.
※本記事の試合内容・選手の感想・Tune Upで行ったサポート内容については、実際の試合および本人とのやり取りをもとに記載しています。栄養やコンディショニングによる変化には個人差があります。





